今eスポーツが国内でも流行始め、PCゲームがどんどんメジャーになってきています。誰もがPCを使ってゲームをする時代となった今、PCデバイス特にゲーミングマウスには星の数ほど種類があり選ぶのに苦労しいる方も多いのではないでしょうか。これだけの種類があると「どれが自分に合っているか」なんて商品の説明文だけでは到底分かりません。
今回はそんな悩めるマウス選びを手助けするために4種のゲーミングマウスを実際に使い比べ、主観を混じえながら特徴や使い心地をまとめてみました。タイトルにもある通り、ロジクール製品の中で今最も人気の4種を選び比較しています。選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。
こちらはそんな人気デバイス4種でVALORANTをプレイした際に感じたポイントや価格、デザイン、大きさなど様々な観点からメリットデメリット、各マウスの特徴をまとめた記事となっています。
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ロジクール最強のゲーミングマウスはどれだ
人気のゲーミングデバイスと言えば最初にあがってくるであろう「ロジクール」。冒頭で説明した通り今回はこちらのブランド商品である4種(G502、G703、G PRO、G PRO X SUPERLIGHT)を使用し比較してみました。
PCゲームをプレイする上で欠かせないのがマウス。ゲーマーにとって手足の様な存在であるマウスは、プレイするタイトルや用途に合わせてしっかりと選ぶことが重要です。今回はFPSタイトル VALORANT での比較となっており、FPSにおいて使いやすい という所を重視して評価しています。また今回比較したマウスはすべてWL(ワイヤレス)製品となっているため、購入を検討する際は有線製品とお間違いないようご注意下さい。
G703WL 使用感レビュー
長さ | 124mm |
幅 | 68mm |
高さ | 43mm |
重量 | 95g |
センサー | HERO 25K |
解像度 | 100~25,600dpi |
使用可能時間LED有 | 35時間 |
LED無し | 60時間 |
ボタン数 | 6個 |
カラー | ブラック |
価格(円) |
最初に使ったのは「G703」。今回使用したマウスの中で重さは3番目に重く95g。大きさはGPROとほぼ同じ大きさとなっています。非対称の形が使いやすく感じる自分にとっては、最初の感触はかなり良好。しかし普段GPROを使う身としてはやや重たく感じました。
実際このマウスでプレイしてみると、この少しの重量感が普段以上にマウス操作の安定性と繋がっていて、デメリットにはあまり感じませんでした。この後も特に違和感なく使い続けることができましたが、しばらく使っていると重量のせいか、やや腕が重たく感じてきます。ここで初めて軽いマウスがいかに疲れを軽減してくれていたかという事を身をもって思い知らされます。
G703には割り当てできるボタンが3個、ホイール押し込みも合わせると4個あります。FPSにおいては十分すぎるボタンの数ですが、VALORANTではスキルが4つ、それ以外にも 歩く や インタラクト など様々なところでマウスボタンを使いたいという方にとって少し物足りない感じもします。
基本的にデメリットはほぼありませんでした。しかし長時間使用を考えると重さという部分は疲れる原因となるという事を改めて感じたのも事実。比べる対象が今回、ゲーミングマウス界でもトップの軽さを誇るマウスということもあり重量に関しては少々分が悪いのかな・・と。とは言え、個人的にはこの重みもマウス操作の安定感に繋がるよう感じたのでそれほどマイナスポイントには感じませんでした。
G502WL 使用感レビュー
長さ | 132mm |
幅 | 75mm |
高さ | 40mm |
重量 | 114g |
センサー | HERO 25K |
解像度 | 100~25,600dpi |
使用可能時間LED有 | 48時間 |
LED無し | 60時間 |
ボタン数 | 11個 |
カラー | ブラック |
価格(円) |
さて続いて使ったのは「G502WL」、自分はFPS以外を触るとき(一部例外のゲームあり)は必ずこのマウスを使っています。というのも、今回紹介するマウスの中で最もボタン数が多く汎用性に優れているから。ゲームをする上で最適化するために必要になるのがマウスボタン。様々なショートカットを割り当てることで、よりプレイしやすい環境を作ることができます。そんな汎用性の高さが、このマウス一番のメリットになるでしょう。
今回はVALORANTというところで、多機能な事よりも、重量の部分が比べるにあたって一番ネックになってくるのかなと思います。個人的な意見で言えば、重さは正直慣れたらそこまで気にならないというのがありますがそれでも使い比べると一目瞭然、やっぱり少し重い・・・。
重めのマウスという事もあってやや感度をあげてプレイしました。こうすれば重さで変わるエイム感が緩和されるかなと試してみたところ、これは良い感じに。しかしG703同様長時間プレイをしていると腕がつかれてくるというのは変わらず。やはり軽さは偉大です。
悪くはないにせよ、やはりFPSをプレイするときは軽いマウスが自分はいいなというのが正直な感想。しかしゲーム内感度を変えれば違和感は特にありませんでした。また今回は使用時間が短かったこともあって使うことを控えましたが、多機能ボタンを使えるのはVALORANTにおいては大きなアドバンテージになるはず。ボタンを使いこなせる、もしくはボタンが多めに欲しいという方にとっては、かなりオススメできるゲーミングマウスです。
GPRO WL使用感レビュー
長さ | 125mm |
幅 | 63.5mm |
高さ | 40.0mm |
重量 | 80g |
センサー | HERO 25K |
解像度 | 100~25,600dpi |
使用可能時間LED有 | 48時間 |
LED無し | 60時間 |
ボタン数 | 8個 |
カラー | ブラック |
価格(円) |
多くのプロ選手、ストリーマーが愛用しており、今最も使用率が高いマウス筆頭の「GPRO WL」。正直こちらはレビューするまでもないかなとも思いますが、今回はしっかりと使用感をお伝えしていこうと思います。自分自身長く使っているマウスですが、これを使い続ける一番の理由がバランスの良さ。重さ、機能面の配分が絶妙なんです。
先ほど紹介したG502は高機能だけど、少し重いという欠点がありましたが、こいつは軽くてボタン数も多く高機能なんです。多くのプレイヤーが使い続けるのも納得の一品。今ではさらに軽いマウスが多く出てきており、以前ほど軽さを売りにするのは難しくなりました。しかしバランスの良さという点では、その他マウスの追従を許さないでしょう。
手がそれなりに大きめな自分にとってはやや小さめなGPROですが、左右対称の形は無難に使いやすく持ち心地もばっちり。あらためてGPROの完成度の高さを感じさせられました。基本的にはデメリットを感じないマウスなので、誰が使っても使いやすく幅広いゲームタイトルに使えるんじゃないかなと思います。最終的に悩んだらこれを選べば、大きな後悔には繋がらなさそうです。
G PRO X SUPERLIGHT 使用感レビュー
長さ | 125mm |
幅 | 63.5mm |
高さ | 40mm |
重量 | 63g |
センサー | HERO 25K |
解像度 | 100~25,600dpi |
使用可能時間LED有 | 70時間 |
LED無し | – |
ボタン数 | 5個 |
カラー | ブラック| | ホワイト|ピンク
価格(円) |
最後にレビューするのは期待の軽量マウス「G PRO X SUPERLIGHT」です。こちらも多くのプロ選手、ストリーマーの方が愛用されているFPS定番マウスですよね。GPROからさらに軽さを追求したこのマウスを最初に持った印象は、とにかく軽い!!!ほんとに軽いんです、今まで持ったどのマウスよりも。
FPSにおいて軽いマウスほどうれしい存在はないのでワクワクしながら使ってみると、やっぱりイイ。ただ今度はG502を使っている時と逆の現象が起きました。感度がいつも以上に高く感じたんです。そのためやや感度を下げて使ってみたところバッチリ。理論的にも軽いマウスで感度を下げたほうが、疑似的に的が大きくなり当てやすく、理にかなっていますよね。
ただここで一つ気になることがありました。それはボタンの数がいつもより少ないということ。いつもVALORANTをプレイする際はGPROを使用しており、それぞれのボタンにスキルなどを割り振って自分はプレイしています。一気にボタン数が減り普段はマウス側で行っているアクションが使えない・・・。これが自分にとってこのマウス唯一の欠点となってしまいました。
とはいえ最低限のマウスボタンはついているし、普段からマウス側にそこまで色々割り当ててないよ、という方にとっては特にデメリットにもならないはず。またLED機能が削られ充電持ちもよくなっているというおまけがついてるのも良かった点の一つに入ります。今回色々なマウスを使用しましたが、やはり軽さにはメリットしかないことがわかりました。
4種のマウスを使い比べてみた結果
- 全体的にデメリットが少なく、4種の中で最も安価。
- 非対称型が好きな方にはバッチリ。
- やや重いのが唯一の欠点。
正直慣れたらめちゃくちゃ使いやすそうに感じました。値段的にも購入しやすい価格帯なので、もしこれからFPSを始める方や、PCゲーム始めてみようかなという方には一番おすすめしたいマウスです。
- 4種の中だと高価な部類で少し買いにくい。
- やや重たく、軽いマウスからの乗り換えはしにくい。
- 多機能で様々なシチュエーションで使いやすい。
まとめだけみるとこの中で一番微妙なのかなと思われるかもしれませんが、値段の価値は十分にあるマウスです。最初にこのマウスを使う方にとっては、このマウスが重さの基準になるためある意味使いやすいのかなとも思います。また多ボタンマウスが好きという方はG502一択になるでしょう。
- バランスはゲーミングマウス界トップ。
- 軽さを一番に求める方にとって最良とは言えない。
- 価格は4種の中だと中間ラインで買いやすい。
言わずもがなバランスNo.1はこのマウスでしょう。迷ったらこれを買うのが一番安定択なのは間違いのかなと。価格もこの中で中間ラインに位置しており、比較的買いやすい部類。しかし軽さという点ではSUPERLIGHTに及ばないので軽さを求めている方は注意が必要です。
- とにかく軽い。
- 高価なので少し手が出しにくい。
- 値段以上の価値がある。
本当にこのマウスは軽いです。軽さと引き換えに機能やデザイン(LED)を削っていますが、この軽さのためなら納得せざるを得ないでしょう。とにかく軽いマウス、FPSで使いやすいマウスがほしい!という方にはぜひこのマウスを一度つかってもらいたい。
充電できるマウスパッド「POWERPLAY ワイヤレス充電」がすごい
今回紹介したマウスはすべてワイヤレスとなっており、ケーブル無しで使うためには充電が必須となります。せっかくのワイヤレスマウスなのにケーブルを繋いでプレイするのは絶対に避けたい。そんな時にめちゃくちゃ役に立つ神アイテムそれが「POWERPLAY G-PMPー001」。
なんだこれはというと、このマウスパッド上にマウスがあれば勝手に充電されるという優れもの。つまりこのマウスパッドを使っている限り、充電は一生なくならないんです。マジで画期的なアイテム。
もしもお財布に余裕があればぜひ試してほしいアクセサリーの一つです。いつも使っているマウスパッドが良いという方もPOWERPLAYの上にいつものマウスパッドを敷けば違和感なく使えるはずです。※上に敷くマウスパッドが厚すぎたり、金属製などの場合充電されないことがあります。
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